全世界 : 限定500冊のみ販売
初代彫俊フォトアルバム
この度、池袋 : 初代彫俊師匠のフォトアルバムを製作リリースさせて頂く事となりました。筆者&撮影者であります私 : クワイケイイチは1995年に初めて彫俊師匠の門を叩かせて頂き、それ以降30年近く公私に渡り彫俊師匠に大変お世話になっております。日頃より懇意にして頂いておりましたので、いつの頃からか彫俊師匠の仕事場にカメラを持ち込ませて頂き多くの写真を残す事を許されました。師匠の完成をされた作品は元より、日常のお仕事をされておられる情景や、中にはお酒の席での写真。またバンドの演奏風景の写真等々多岐に渡ります。また保存したデータを遡りますと2007年にご一緒させて頂きましたラスベガスでの写真や、これは思わず笑ってしまいましたが千葉県勝浦での海水浴の写真までありました。
筆者の場合、2008年に全ての刺青が終了し最後に背中に彫俊師匠の名前を彫って頂いたのですが、その間、13年間。勿論、彫俊師匠に刺青を入れて頂きたく池袋に向かうのでありますが、基本的には1週間に1度、1時間〜2時間程を師匠と過ごさせて頂く時間がこの上ない楽しみとなり、以降そうした気持ちを携えつつずっと師匠の仕事場に通わせて頂いていた様な気がします。そしてこの感覚なのですが、例えばこのフォトアルバムに収めさせて頂いた方々ならきっとお分かりを頂ける事と思います。
彫俊師匠の刺青は芸術です
それまでも師匠の刺青はモノ凄かったのですが、彫俊師匠が60歳を迎えれた頃からでしょうか、師匠の彫り物がいきなり大躍進をされたと言いますか、1段も2段も今までとは異なるステージに一気に超越された時があった事を記憶してます。構図の凄さ、躍動感、また個々の主体となるモノの表情、色使い、そして究極の緻密さと微細さ。ファインダー越しに見る見慣れた師匠の仕事場の風景の中で息づく人の肌の上にある刺青が、それまでとは明らかに異なって見えた日の事を筆者は忘れる事が出来ません。
現在の彫俊師匠の仕事場はまさにインターナショナルな様相を呈しておりまして、これはSNSの影響からでしょうが実に多くの海外からのお客様で賑わいます。まさに超一級品の芸術とそう呼ぶに相応しい彫俊師匠の作品の数々を正式なアルバムとして残すと言う事に関し、一種の使命感の様なものを感じた2023年の初頭でありましたが、同時に日本の伝統的且つ本物の刺青を海外の方々によりよく理解をして頂きたいと言う思いも同時に強く感じた次第です。本書では日本人独特の感性や美意識。また日本人の根底に根付いている [ 森羅万象 八百万の神 ] への考え方や感覚等々を別のもう一つのテーマとして織り込ませても頂きました。
日本の伝統的な刺青に対しネガティブなご感想をお持ちの方々も多々いらっしゃる事は十分に存じておりますが、彫俊師匠の長年に渡る切磋琢磨、絶え間ない努力、そして何事にも興味を持ち続け常に向上心を絶やす事のない胆力がなす現代の刺青の本当の姿、それはまさに芸術です。我々が愛してやまない初代彫俊師匠のその驚異的な作品の数々を是非お手に取って頂きご覧を頂きたく思う次第です。
– 撮影及び製作者 : クワイ ケイイチ 2023.4/21
- 特別仕様の初代彫俊フォトアルバム : 全世界限定500冊のみの販売となります
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