NESS : LA CRUISER

1980年代後半、アレン・ネス本人の手により仕上げられたショベルヘッドのクルーザー。今から20年程前、弊社のお客様が他店よりこの車両をご購入され、その後、整備やカスタム等の為弊社にお持ち込みを頂く様になりました。入庫時のカラーリングはオリジナルで、確かレモンイエローを基調とした、それこそ LA ベイエリアの爽やかな風を彷彿させる様なペイントがなされておりましたが、全体的にかなりヤレてしまっており塗装最下層部分の下地も傷んでいたものですから、当時のオーナー様と相談の上、弊社にて現在ご覧を頂きますブラックボディーの仕様に変更をさせて頂きました。

本場・本物のホットロッド

まず何よりもこの車両の特筆すべきは、そのエンジンでありまして…とにかく速い!! そして実にトルクフル!! ノーマルのショベルヘッドとは明らかに異なるこれらのフィーリングは、アイドリング状態でアクセルを煽れば一発でワカル程でありまして、本場・本物のホットロッドとは、一体どう云うモノなのか、、、それを我々に存分に知らしめてくれた一台でもありました。このネスのクルーザーを初めてお預かりをした頃は、まだまだBAD LANDの黎明期でありまして、それこそユーロスタイルを前面に押し出し脇目もふらず状態でしたので、正直このクルーザーは私の目には少々色褪せて見えたモノです。しかし今回、久々の再会を果たし、じっくりとそのシルエットや全体のバランスを見つつ、またエンジンを掛けてみますと巨匠アレン・ネスの名に相応しい非常に優れたカスタムである事に改めて気付かされた次第でありまして… 現車は只今弊社にてお預かり中です。歴史的にも価値のある1台。是非実物をご覧下さい!!

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1980年代後半のアレン・ネスの作品。そしてこのショベルヘッドのクルーザーはアレン・ネス本人の手により仕上げられました。ノーマルのショベルヘッドとは明らかに異なるチューニングが施されているエンジンのフィーリングは、アクセルを煽れば一発でワカル程であり、本場本物のホットロッドとは一体どう云うモノなのか… 長い年月を越えそれを我々に語り掛けてくれます。

BAD LAND

こちらの車両に関する詳細は上記 >> BAD LAND ホームページにてご覧下さい。

このショベルヘッドなんですが、、、アクセルワークに対するレスポンスの良さは本当に素晴らしい!!
またアクセルを戻すと直ぐにアイドリングが落ち着く所にもご注目下さい。
エンジンのコンディションが非常に良い状態である事の証拠です。
そしてこのSHOVEL HEADなんですが、メチャクチャ速いんです!
1980年代のウエスト・コーストそのままのイメージを今に伝える、まさに本物のHOT RODです!!